話題のNFTですが、実際に売買したいとなっても、英語が必要だったり、工程がややこしかったりと踏み出しづらいもの。実は「Coincheck NFT(β版）)では、日本語でカンタンにNFTが取引できるんです！今回は“今日からできるN F T売買”として、取引の難解な言葉を丁寧に説明し、画像つきで具体的に解説します。
Coincheck NFT(β版)とは？
日本語でNFTと暗号資産の交換取引ができるマーケットプレイス
Coincheck NFT(β版)は、国内企業のNFTマーケットプレイスです。マーケットプレイスとは、オンライン上で商品をやり取りする場所のこと。Coincheck NFT(β版)は、ユーザー同士がNFTとビットコインなどの暗号通貨（暗号資産）の交換取引ができる国内初のマーケットプレイスです。そこで、サービスを利用する際の口座登録から取引までの全行程を日本語で行えます！
Coincheckの口座があれば、誰でもNFTの出品・購入・保管が可能です。さらにNFTの出品・購入にかかるネットワーク手数料（ガス代）が無料なのも魅力。
その使い勝手の良さから、2021年3月の提供開始からわずか2か月間で、すでに「Coincheck NFT(β版)」の利用者数は2.5万人を突破（※）しています。
※ 3 2021年3月24日〜2021年5月24日
合わせて読みたい: クリプトコレクタブル(NFT)がこれでわかる！ 暗号通貨との違いは？ 所有して稼げる暗号資産NFTが生んだ新たなビジネス価値について。
どんなNFT商品があるの？
気になる取り扱いNFT商品を見ていきましょう。
現在は『CryptoSpells』『The Sandbox』というブロックチェーンゲームで利用可能なNFTを取り扱っています。
さらに2021年6月16日には、アイドルグループ「SKE48」とコラボレーションしたデジタルトレーディングカード「NFTトレカ」の取扱いも開始。
ここでしか買えない、松井珠理奈（まついじゅりな）さんと高柳明音（たかやなぎあかね）さんの卒業コンサート全3公演にて、メンバーを撮り下ろした特別なカード「おでかけNFTトレカ」が出品されています。コンサートでのメンバーパフォーマンスや、イベントでの姿を「思い出」としてコレクションできるとあって、ファンから高い人気を集めているとか（※）。
商品ラインナップは、スポーツ、ゲーム、エンタメ分野などのNFT商品が随時追加され、ここでしか買えないレアなコンテンツも増やしていく予定とあり、見逃せません。
運営会社は？
これらのサービスを運営するのは、2014年8月から暗号資産取引サービスを行うコインチェック株式会社。国内企業です。暗号資産取引の代表格ともいえる会社で、ビットコイン、イーサリアムなど全15種類と豊富な暗号通貨も扱っています(※2021年2月時点)。
まず口座を開設しよう！
では具体的な利用の手引きについて解説していきます。
まず「Coincheck NFT（β版）」を利用するために、Coincheckの口座開設が必要です。
Coincheck公式サイトへ移動し、「新規登録」を押します。「Coincheckの無料登録はこちら」からも登録することができます。
そして、メールアドレス、パスワード、本人確認を登録します。口座が開設できるのは、居住国が日本の、20歳以上74歳以下の人です。
各種重要事項に同意したあとは、運転免許証などの本人確認書類を撮影し送信。審査が完了して承諾されたら、早速Coincheckのサービスが利用できるようになります。
NFTを保管・出品するための３ステップ
口座を開設した後、購入したNFTを入庫（NFT商品を保管する）したり、出品したNFTを出庫（NFT商品を出すこと）ための３ステップがあります。ややこしい専門用語や聞き慣れない行程もすべて解説しますので、ご安心ください。
1. Metamaskをインストールする。
まずCoincheck NFT(β版)へアクセスします。その後「マイページ」へ進んでMetaMaskをインストールします。
MetaMaskは、暗号通貨やNFTという暗号資産専用のオンライン上のウォレットです。ウォレットとは、インターネット上のお財布のようなもの。MetaMaskは、NFTを入庫・出庫するときに必要になります。
PCとスマートフォンで利用することができますが、PCの場合、仮想通貨取引所（Coincheck）で推奨しているブラウザは、Google ChromeとFirefoxです。そこでChromeとFirefoxのMetaMask Walletをご利用ください。
さらに詳しいMetamaskのインストール法については、こちらを参照ください。
インストールが完了すると、「MetaMaskに接続」と表示されるので、クリックします。
無事に連携が完了すると、MetaMaskのアドレスが表示されます。これは、たとえるなら銀行の口座番号のようなものです。
2. コインチェックNFT（β版）に入庫する
次にMetaMaskを通じて、コインチェックNFT（β版）にNFTを入庫します。
ゲームタイトルなど入庫したいNFTを選択し、Token IDを入力します。ここで以下の３ステップ目、Token IDを探すという工程を踏みます。
3. Token IDを探す
NFTの場合、「Token ID」と呼ばれる固有のIDにデジタルデータの作成者、所有者などの情報をひも付けたデジタル資産を発行します。その取引データがブロックチェーン上で管理されます。
Token IDの探し方は、以下の２通りあります。
方法１：miine（ミーム）から探す
miine（ミーム）は、ゲームのキャラクターやアイテムなどのデジタルアイテム（NFT）を、ユーザー間で自由に売買できるマーケットプレイスです。スマートコントラクトと呼ばれる自動契約機能を利用することで、売買が成立するとすぐに支払いとアイテムの所有権移転が同時に実行される仕組みになっています。
miineにログインし、「マイページ」を開きます。「アイテム」から「Coincheck NFT（β版）」に入庫したいNFTを選択し、NFT出品ページへ移ります。
ぺージURLの末尾の数字列(①）、もしくはトークンIDの数字（②）をコピーして、入庫内容を確認する画面の「Token ID」のところに貼り付けます。
方法２：Etherscan(イーサースキャン)から探す
Etherscanは、イーサリアムのトランザクションやトークンの情報を検索して調べられるサイトのことです。
MetaMaskを開き、入庫したいNFTのトランザクションを選択します。
右上の矢印ボタンを選択します。
Etherscanへ移ります。「Tokens Transferred:」の右側にTokenIDが記載されているのでコピーして、入庫内容を確認する画面の「Token ID」のところに貼り付けます。
NFTを購入・出品する！
では、コインチェックNFT（β版）で、いよいよNFTを購入・出品しましょう。
NFTを購入する方法
まず購入の場合です。
ホーム画面には、入庫されたすべてのNFTが表示されています。そこで、購入できる画面左上に「出品中」とあるものから購入したいNFTを選択します。
購入したいNFTをクリックすると、購入画面へ移動します。
金額は出品者が「受け取る通貨」として選択した通貨の単位で表示されています。
出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。
詳細の確認が完了したら「購入確認」→「購入」をクリックすれば、購入は完了です。
NFTを出品する方法
コインチェックNFT（β版）では、NFTの購入だけでなく、出品もできます。
まずマイページに移動します。
マイページ内のMetamask入庫済みNFTから出品したい商品を選択します。
そして「出品」をクリック。
購入された場合に「受け取る通貨」と出品金額を選択し「出品」をクリックすると完了です。
出庫する場合は、手数料として0.02ETHがかかります(7/15執筆時現在)。また販売手数料は、販売価格の10%です（(7/15執筆時現在)。手数料について、さらに詳しくはこちらをご参照ください。
購入者は出品者が「受け取る通貨」で選択した通貨でのみ購入することができます。
まとめ
今年に入って日本でも、NFTに関する新情報をネット上で見ない日がないほど話題沸騰しています。NFTの売買について気になっていても、専門用語が難解だったり英語が必要だったりと踏み出せないというお声に応え、今回は取引を日本語で完了できる「Coincheck NFT(β版)」をご紹介しました。今後もこのサイトでは、皆さんのNFTライフを充実させる情報をいち早く、わかりやすくお届けしていきます。
NFTや暗号資産など、ブロックチェーン技術にご興味のある方は当社に是非ご連絡ください。
