アフリカを代表するNFTプロジェクト、「AFEN NFTマーケットプレイス」をローンチ!

アフリカを代表するNFTプロジェクト、「AFEN NFTマーケットプレイス」をローンチ!

アフリカのデジタルアートなどを推進するNFTプロジェクト「AFEN」は8月20日、NFTマーケットプレイス「AFEN NFTマーケットプレイス」をローンチしたことを発表しました。この NFTマーケットプレイスは、構想段階から実際のNFTマーケットプレイスの構築に至った数少ないアフリカのプロジェクトであるとされています。

この記事では、AFEN NFTマーケットプレイスの概要や、取り扱われているNFTを詳しく解説します。

AFEN NFTマーケットプレイス

AFEN NFT マーケットプレイスはバイナンススマートチェーン上に構築されており、取引手数料が極めて低く、たとえば販売手数料は10%以下で利用できます。そして、将来的にはOpenSea(オープンシー)やRaribl(ラリブル)、Foundatio(ファウンデーション)などの知名度の高いNFTマーケットプレイスと競合するとの見解をAFENは示しました。

AFEN NFT マーケットプレイス公式サイト

また、AFEN NFTマーケットプレイスの立ち上げに加えて、「AFROXNFT」というアフリカを中心としたNFTプロジェクトも立ち上げようとしているとのことです。AFROXNFTでは、第1段として1BNBのフロアプライス(最低落札価格)で1,000枚のNFTを作成し、AFEN NFTマーケットプレイスのローンチから1週間後の8月27日より販売が開始されました。

AFROXNFTのエアドロップ機能

AFROXNFTに備わっている特徴的な機能が「エアドロップ機能」です。

エアドロップ機能とは

そもそもエアドロップ機能とは、ユーザーが無料で仮想通貨を受け取れるシステムです。無料で受け取れる理由として、主に次の2つが挙げられます。

  • 仮想通貨の知名度を上げる
  • 仮想通貨の所有者を増やすことで流通拡大を狙う

新しい仮想通貨を発行する際、一般的にはICOという手法を採用することが多くなっています。ICOとは「イニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin offering)」の略称で、仮想通貨の新規発行による資金調達方法の一つ。ICOの詳しい手順としては、資金を調達したい企業や団体事業者が新しい仮想通貨(暗号資産)の開発目的や方針をインターネット上で公開し、関心を持った投資家がその仮想通貨をビットコインなどの既存の仮想通貨で購入します。購入してもらったことで資金を得られたら仮想通貨取引所へ上場し、実際に仮想通貨の運営を始める仕組みです。

これに対してエアドロップは、仮想通貨を無料配布することで、取引所に上場せずに仮想通貨の流通拡大を狙えます。エアドロップでは上場前に仮想通貨を配布するため、配布直後はまだ価値がなく、実際に上場して仮想通貨に値が付けられた時点で価値を持つことになります。

エアドロップは珍しいものではなく、今では仮想通貨として広く知られているビットコインもエアドロップをしたことがあります。そのため、エアドロップはユーザーにとって、将来価値が上がる可能性がある新しい仮想通貨を無料で手に入れられるチャンスともいえるでしょう。なお、エアドロップでどれほどの仮想通貨が配布されるかは開発する企業や団体事業者次第で、仮想通貨の受け取り方もさまざまです。

AFROXNFTではランダムに選ばれたNFTにエアドロップ

AFROXNFTでは、販売されたNFTのなかからランダムに選ばれたNFTを対象にAFENトークンがエアドロップされる仕組みとなっています。したがって、AFROXNFTで販売されたNFTを持ってさえいれば、AFENトークンを得られるチャンスがあります。

これは、古代アフリカの民話をもとに、選ばれた数人のなかから神々の幸運が降り注ぐ人を決めるためにくじを引くという方法をモデルにしているとのことです。AFROXNFTのエアドロップは、100人以上のNFT保有者を対象に行われるとしています。

マーケットプレイスで取り扱われているNFTをご紹介

AFEN NFTマーケットプレイスではどのようなNFTを取り扱っているのでしょうか。AFROXNFTの詳細によると、発行されるNFTはアフリカの著名な3DデジタルアーティストのJesse Tomi氏によって描かれたアートをトークン化したもの。男性と女性とジェンダーレスの子どもに加え、仮面をかぶった生き物が描かれています。

AFROXNFTで発行しているNFT

ブロックチェーン上では、100種類の仮面をかぶった生き物のNFTが発行され、これらは動物、人間、動物と人間の要素を兼ね備えた生き物、文化英雄の形をしています。仮面をかぶった生き物は10分の1の割合でしか存在しないため、非常に希少価値があるとのことです。これらのNFTコレクションは、モダンで神秘的かつ古風なアフリカのデザインの融合や、アフリカの核心を表現しているほか、文化と未来主義の融合も示しているとしています。

まとめ

ヨーロッパやアメリカ、日本などの世界各地でNFTマーケットプレイスが誕生するなか、アフリカでもNFTマーケットプレイスが誕生しました。仮想通貨(暗号資産)を無料配布するエアドロップ機能を備えていることや、数少ないアフリカのNFTマーケットプレイスであることから、ユーザーにとって魅力的なプラットフォームといえそうです。

今後もこちらでは、NFT関連の役立つ情報をお届けしていきます。NFTや暗号資産など、ブロックチェーン技術にご興味のある方は当社に是非ご連絡ください。

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