スパイダーマン、アイアンマン、キャプテンアメリカなどで知られるMarvel(マーベル)。今回は、そんなマーベルから初めてリリースされたスパイダーマンのNFT(非代替トークン)をご紹介します。
「Marvel(マーベル)」初のNFTが登場!
現地時間8月7日、Marvel(マーベル)初となるNFTがリリースされました。現時点では、VeVe公式アプリの iOS版およびAndroid版のみでNFTをラインアップ。VeVeとは、シンガポールに本拠を置くテック企業「ECOMI」が提供するブロックチェーン技術を活用したプラットフォームです。
1962年8月の「アメイジング・ファンタジー誌 15号」で登場してからたちまち人気となったスパイダーマン。内気な科学オタクだったピーター・パーカーの人生は、放射能を浴びたクモに噛まれ、クモのような驚くべき能力を手に入れたことで一変しました。スパイダーマンが持つ能力だけでなく、周囲の人を助ける姿に多くの人が魅了されています。
NFTコレクション「モダンマーベルシリーズ1」
今回、モダンマーベルシリーズ1(Modern Marvel Series 1)」と呼ばれるNFTコレクションが発表されました。全5種類のNFTを設定したこのコレクションには、スパイダーマンのデジタルフィギュアが登場し、赤と青のカラーリングで立体化されています。Marvelは今後、第2弾と第3弾のリリースも予定しているとのことです。
NFTの二次販売も可能
VeVeでは、クレジットカードを利用したVeVeのアプリ内通貨「Gems」の購入や、Gemsの現金化ができます。そして、NFTの二次販売が可能な点がVeVeの特徴です。VeVeの通常の二次流通手数料は2.5%ですが、MarvelのNFTの場合は8.5%になるとのことです。たとえば、MarvelのNFTが二次流通市場で100Gemsで販売された場合、出品者には91.5Gemsが支払われます(100Gems-8.5Gems=91.5Gems)。
VeVeでは様々な有名キャラクターのアイテムが流通!
モダンマーベルシリーズ1に登場するNFTは、それぞれポーズや販売数が異なります。5種類のラインアップを順番に見ていきましょう。
アメイジング・スパイダーマン
アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)は、スパイダーマンを象徴するしゃがんだポーズが特徴で、クモのような特殊な能力とコミカルな口癖も表現されています。
・価格:$40.00
・発行数:3万2,000
スパイダーマン—ハンギングアウト
スパイダーマン—ハンギングアウト(Spider-Man — Hangin’ Out)は、スパイダーマンが一休みし、ウェブスリンガーならではのポーズで写真撮影をしている様子が表現されています。
・価格:$450.00
・発行数:1万6,000
スパイダーマン—ジャンプ・イントゥ・アクション
スパイダーマン—ジャンプ・イントゥ・アクション(Spider-Man — Jump Into Action)は、スパイダーマンが「ウェブ・シューター」からクモ糸を発射し、困っている人を助けるために動き出す様子を表現しています。
・価格:$100.00
・発行数:9,000
スパイダーマン—アニメーション
スパイダーマン—アニメーション(Spider-Man — Animated)は、写真撮影のためにスパイダーマンが逆さまにぶら下がるポーズをアニメーションで見られます。
・価格:$250.00
・発行数:2,500
スパイダーマン—究極のアニメーション
スパイダーマン—究極のアニメーション(Spider-Man — Ultimate Animated)は、スパイダーマンがアクションを起こす際のVFX(ヴィジュアルエフェクト)とSFX(スペシャルエフェクト)を収録したものです。
・価格:$400.00
・発行数:1,000
Marvelは2021年6月にNFTへの参入を発表していました。今回発表されたスパイダーマンのNFTのみならず、今後はMarvel公式のNFTデジタルコレクション、3Dフィギュア、デジタルコミックなどが購入できるようになるようです。
まとめ
NFTコレクション「モダンマーベルシリーズ1」がリリースされたことで、Marvelファンをはじめとする多くの人がNFTについて知り、NFT取引を始めるきっかけになりそうです。新たなNFTのリリースも予定しているMarvelの今後の動向に注目です!
今後もこちらでは、NFT関連の役立つ情報をお届けしていきます。NFTや暗号資産など、ブロックチェーン技術にご興味のある方は当社に是非ご連絡ください。