(この記事は2022年01月27日に作成されました。)
2022年01月20日~2022年01月27日の期間でのNFT全体の売り上げ(ETH取引量)を1~15位でランキング化して紹介しています。また今週の大きく売り上げを伸ばした注目のNFTについても解説していきます。
今週は「CryptoBatz by Ozzy Osbourne」と「Killer GF(キラーガールフレンド)」の二点盛りのNFT特集をなっています。
- 1. 1位 azuki
- 2. 2位 Bored Ape Yacht Club(退屈な類人猿)
- 3. 3位 CryptoPunks(クリプトパンクス)
- 4. 4位 Meebits
- 5. 5位 Mutant Ape Yacht Club
- 6. 6位 CryptoBatz by Ozzy Osbourne
- 7. 7位 HAPE PRIME
- 8. 8位 CloneX
- 9. 9位 Axie Infinity (アクシーインフィニティ)
- 10. 10位 Metroverse City Block
- 11. 11位 Lil Heroes(リルヒーローズ)
- 12. 12位 NBA Top Shot
- 13. 13位 The Sandbox(サンドボックス)
- 14. 14位 Killer GF(キラーガールフレンド)
- 15. 15位 Cool Monkes
- 16. 今週の注目NFT「CryptoBatz by Ozzy Osbourne」
- 17. 非常に気になるKiller GF(キラーガールフレンド)
1位 azuki
➡ 前回ランク 10位( +270.04%)
Azuki NFTは独自のERC721規格であるERC721Aを利用しています。トランザクション手数料を大幅に削減することができました
10000体のアバターNFTであり、TheGardenというメタバースコミュニティへのアクセス権でもあります。
azukiは購入後に中身がわかるようになっています。
先週紹介したazukiプロジェクトが一位へ急上昇、独自規格のトランザクションであるERC721Aを搭載しており、azukiタイプのNFTが時間差で中身がわかったことで大きく売り上げを伸ばしたようです。
azukiプロジェクトの詳細についてはこちらをご覧ください。↓
2位 Bored Ape Yacht Club(退屈な類人猿)
➡ 前回ランク 5位 ( + 25.43%)
「退屈な猿(Bored Ape)」が登場する10,000個のNFTアートコレクション。約3億3000万円にて売却したこともあります。
各画像は、最大170通りの特徴の組み合わせから生成されたカートゥーンの猿のポートレート写真です。
仮想通貨バブルで富を得た人々は退屈した猿のようになる。というコンセプトで作成されたアートです。多くの著名人や企業もアイコンにするなど世界中で注目されています。
3位 CryptoPunks(クリプトパンクス)
➡ 前回ランク 15位未満 ( -286.00%)
2017年にMatt Hall氏とJohn Watkinson氏が設立した「Larva Labs」により発表されて以来、最古のNFTとして現在では一つあたり、平均して20万ドル以上の高値を付けています。
NFTに興味のある人は一度は見かけたこともあるかもしれません。24✕24ピクセルのデジタルキャラクター画像が
10,000個存在しており、それぞれがユニークなものとなっています。
各パーツの組み合わせからより希少価値が高いパンク(絵文字)が取引されています。
4位 Meebits
➡ 前回ランク 1位 (+191.51%)
メタバース上で利用できるNFTの3Dキャラクターです。
NFTゲームやほかのアニメーションソフトにインポートすることも可能です。
Meebitsのキャラクターはそれぞれ「Meebitsタイプ」と「属性」が異なります。タイプや属性によって発行数に大きな差があり、発行数が少ない(=希少価値が高い)キャラクターほど販売価格が高額です。
5位 Mutant Ape Yacht Club
➡ 前回ランク 7位 (+ 32.62%)
ミュータントタイプいわれる「Bored Ape Yacht Club」の派生作品です。 Bored Ape Chemistry Club によっての⾃分のApeをミュータント化してできるNFTです。
NFTを使うことで元のNFTを残してデザインの違うミュータントエイプを作成できます。
ミュータント化したApeを売買することもできます。
6位 CryptoBatz by Ozzy Osbourne
➡ 前回ランク 15位未満 (+841.68%)
Black Sabbath(ブラック・サバス)の元メンバーで世界中からカリスマ的な人気を誇るミュージシャン Ozzy Ozbourne(オジー・オズボーン)の自身初となるNFTプロジェクト がこの「CryptoBatz」です。
9666体のNFTが販売されました。
ファンには有名なエピソードである「コウモリ食いちぎり事件」から着想を得ているようです。他のNFTに噛みつくことでユニークな特徴を持つことができます。
7位 HAPE PRIME
➡ 前回ランク 12位(+ 26.41%)
猿の3Dアートコレクションです。ハイファッションに身と包んだ類人猿です。
1月に9182体のNFTが販売されました。有名な3Dクリエイターチームのよりハイクオリティな3Dキャラクターとなっています。
8位 CloneX
➡ 前回ランク 15位未満 ( +64.55%)
ナイキが買収したNFTのアート集団「RTFTK(アーティファクト)」が手掛けて、日本のアーティスト村上隆氏をコラボして作成されたNFTアートコレクション。
11/18に10000万個、後日追加され合計20000個のアバター型のNFTとなっています。当初の販売価格は0.05ETHでした。
ナイキの買収発表で大きな取引量を示しました。
9位 Axie Infinity (アクシーインフィニティ)
➡ 前回ランク 6位 (- 21.79%)
アクシーというかわいらしいモンスターを戦わせて仮想通貨SLPやAXSを増やす世界で一番ユーザの多いNFTゲームです。
ポケモンやカードゲームのようなわかりやすいゲーム性になっています。
当サイトでもアクシーインフィニティの始め方や攻略についてなどお得な情報の記事を掲載していますので興味のある方は見てみてください。
始め方など詳しくはこちらから ↓
Axie Infinity (アクシーインフィニティ) の関連記事も多数掲載しています ↓
https://nft-guide.jp/tag/axie-infinity/
10位 Metroverse City Block
➡ 前回ランク 15位未満 (+ 89.54%)
Metroverse(メトロバース)は LANDといわれる土地のNFTを交換したり、売買したりしてトークンを稼ぐことができる「Play to Earn」のストラテジーNFTゲームです。
10000個のNFTは0.01ETHで販売されました。
11位 Lil Heroes(リルヒーローズ)
➡ 前回ランク 11位 ( – 36.20%)
スペインの芸術家エドガープラン氏よってデザインされた、かわいらしいネズミ耳のいたずら好きなキャラクターのNFT。
7,777のユニークなNFT、150以上の固有の属性、50のアートワークからなります。
12位 NBA Top Shot
➡ 前回ランク 15位未満 ( + 10.06%)
2020年にβ版のサービスが開始されたNBA(National Basketball Association)プレイヤーたちの実際の名プレーの瞬間(ショット)をカードにしたNFTコレクショントレーディングカードゲームです。日本でも注目されており、コインチェックNFTなどで売買されています。
NBA公認のサービスであり、メールアドレスがあればだれでも気軽に始めることができます。
レアリティが高い者や、momentsと呼ばれる選手の映像を切り取ったものは高額な値段で取引されています。
13位 The Sandbox(サンドボックス)
➡ 前回ランク 13位 ( – 35.36%)
メタバース(仮想空間)を使ったNFTゲームです。
サービス内で、あらかじめ領土の決められた土地(LAND)を所有したり、LANDでゲームやキャラクターを開発したり、ほかのプレイヤーが作ったゲームをプレイして得られるSANDという仮想通貨を売買できます。
今最も注目されているメタバースのNFTゲームプロジェクトです。 日本のNFT取引所であるコインチェックNFTでも販売がされています。
The sandboxについての詳しい解説の記事はこちらをご参照ください。↓
14位 Killer GF(キラーガールフレンド)
➡ 前回ランク なし
非常にセクシーでかわいらしい女性をキラーとして見立てたNFTコレクションです。
様々な作品の戦う美しい女性キャラクターから着想を得ています。
髪型や武器などがそれぞれユニークなものになっています。LoLを生んだライオットゲームの元クリエイターが参加しています。
7777体のNFTは0.08ETHで販売され、ミントされたNFTは完売し、28日に中身が明らかになります。
15位 Cool Monkes
➡ 前回ランク 15位未満 ( +576.54%)
コミカルなタッチで描かれた猿のNFTコレクションです。服や表情やランダムに生成されるユニークなものとなっています。
また、属性もあり背景の色でそれが分かれており割合が少ないものほどレアです。
10000体販売されたNFTは完売しています。
今週の注目NFT「CryptoBatz by Ozzy Osbourne」
先週の売り上げから
+841.68% $37,578,141
と大きく売り上げを伸ばしたNFT、Black Sabbath(ブラック・サバス)の元メンバーのミュージシャン Ozzy Ozbourne(オジー・オズボーン)が主導して発行したNFT「CryptoBatz」についてです。
ファンにとってはなじみある「コウモリ噛みきり事件」が元ネタ
1982年1月20日、オジー・オズボーンが、米アイオワ州デモインで行ったコンサートで、生きたコウモリの頭を噛み切るというロック史に残る伝説が誕生した。オジーは当時、ステージに投げ込まれたコウモリがおもちゃだと勘違いし、頭を噛み切ったとされている。
https://www.billboard-japan.com/
Black Sabbath(ブラック・サバス)の伝説的な自身のエピソードをNFTとして商品化することでファンは何よりも喜びます。
話題性も高いため、このコウモリのNFTは非常に価値あるものとなっているでしょう。
他のNFTに噛みつくことでも新たに生成されるMUTANT NFT
このNFTの独自性が面白い点は自身のウォレット内の他のNFTに「噛みつく」ことで
双方のトークンのDNAを持った“MUTANTBAT(ミュータントバット)”を生成することができるというもの。
しかし、どのコウモリも一度しか噛む機会を与えられず、噛む対象によって生成されるMUTANTBATが異なるため、慎重に選択する必要があるようです。
このように、「噛みつき」をもひとつのコンテンツへと昇華させた点で非常に独自性のある面白いNFTプロジェクトであると感じました。
非常に気になるKiller GF(キラーガールフレンド)
筆者が非常に興味を持っているのが、このKiller GF(キラーガールフレンド)のプロジェクトです。
すでにミントは終わっているのが悔やまれるくらい、ストライクなNFTアートコレクションで正直NFTで初めてほしいともおもいました。
執筆時翌日の28日にNFTの中身がわかるということで、Azukiにもあったようにこうしたカードパックの解放のドキドキ感はたまらないと思います。
作成クリエイターがあのLoLのキャラクターデザインをしていた点でも非常に惹かれます。
こうした、かわいらしい女の子のアートNFTは今後も増えそうですし、購入者の需要もものすごくあると思うので目を光らせながらチャンスがあれば所有したいと思います。
さわかぜ