駆け出しのクリエイターも支援する、日本のアニメ・漫画文化に特化した世界初のNFTマーケットプレイスとは?

駆け出しのクリエイターも支援する、日本のアニメ・漫画文化に特化した世界初のNFTマーケットプレイスとは?

日本のアニメ・マンガ等の文化に特化した世界初のNFTマーケットプレイス「PolkaFantasy」がグローバルリリースを決定しました。具体的にどのような仕組みのマーケットプレイスなのか、クリエイターにとっての利点はあるのか等を解説していきます。

日本のオタク文化・2次元カルチャーをリスペクトしたPolkaFantasy

PolkaFantasyの概要

PolkaFantasy(ポルカファンタジー)のグローバルリリースが、本年10月と決定しました。日本のACG文化に特化したものとしては世界で初めてのNFTクロスチェーン・マーケットプレイスを目指したブロックチェーンゲームです。ACG文化とは、Animation・Comics・Gameのこと。日本のいわゆるおたく文化・2次元カルチャーと言えば分かりやすいかもしれません。

PolkaFantasyの特色は、日本のACG文化に特化していながら、その市場を世界に広げるものとして、英語や中国語はもちろんインドネシア語・タイ語・ベトナム語などでも世界的にプロモーションを展開していることです。

クリエイターの利益を考えるPolkaFantasy

PolkaFantasyを構築するFantasy Tech Inc.は、単に大ヒットゲームを目指すというだけではない、高い理想があります。

それはクリエイターが正当な報酬を得られにくい日本のACG文化の産業構造を変え、正当な報酬をクリエイターにもたらすことです。現状、たとえば日本のアニメーターの平均的な年収は130万円程度でしかなく、この額はアメリカのアニメ製作者の5分の1以下でしかない旨、PolkaFantasyの公式noteは指摘しています。このような状況を変え、クリエイターが思うように製品をマネタイズできるよう、日本では史上初となるマルチチェーンのNFTマーケットプレイスを提供しようとしているのです。

PolkaFantasyでは公認クリエイターを募集中!

PolkaFantasyでは、現在、公認のクリエイターとしてイラスト製作者の募集をしています。すでに8月10日(火)から募集は開始されていますが、9月15日(水)まで応募することができ、公認クリエイターに選ばれるとPolkaFantasyが世界各国語で展開する特別なプロモーションの提供を受けることができます。

プロモーションの内容も極めて豪華なもので、各種SNSや動画サイトでの露出に加え、世界中のアートメディアや仮想通貨メディアにもアプローチするとのこと。

一般クリエイターにも魅力的な環境

もちろん、「公認」でない一般クリエイターに対しても利点があり、PolkaFantasyは魅力的なNFTマーケットプレイスであるべきという努力が見られます。

具体的な利点としては、

  • 新規に参入したクリエイターのNFT化・出品料・手数料を無料化
  • 収益化しやすいシステムを構築している
  • 多言語対応のため国際的なプラットフォームとして世界にアピールが可能
  • 多数の仮想通貨にマルチに対応している事による、購買層の厚み

といった要素が挙げられます。クリエイターの収益化機会を徹底的に重視するアプローチとなっています。

クロスチェーン技術によるNFTマーケットプレイス

GameFi「XP」とは

PolkaFantasyのNFTマーケットプレイスではXPというGameFiを採用しています。これは2017年頃には「草コイン」つまり将来性のないマイナーなアルトコインとされていたものですが、最近になってGameFiとして注目を集め、市場価値が急上昇している有望なコインです。

クロスチェーン技術とは

クロスチェーンとは、取引所などの第三者を介することなく、異なるブロックチェーン同士をつなぐ取引ができるための技術で「ブロックチェーンのインターネット」とも呼ばれています。インターネットが、世界中の無数の小さなネットワークを結び付けて情報を交換している――だからinter(:~間の、~同士の)netなのです――ように、クロスチェーンでは異なるブロックチェーンを相互に利用し合うことができます。

同時にビットコイン、イーサリアムなどおなじみの仮想通貨もPolkaFantasy内で使うことができ、これら通貨をシステムも期待されているところです。

ゲームとしての「PolkaFantasy」

このように、いわば「クリエイター・ファースト」とでも呼ぶべき、日本のACG文化合いに溢れたプラットフォームを目指しているPolkaFantasyですが、ゲームとして一般ユーザーにとって「面白くなりそうなのか?」というのがやはり気になるところで、SNSでもその部分を不安がる声が聞かれていました。

しかし2021年8月18日、元スクウェア・エニックス米国法人COOである岡田大士郎氏がPolkaFantasyの戦略アドバイザ―に就任したと報道されました。この協力な後ろ盾を得て、PolkaFantasyはNFTマーケットプレイスという商品取引の場としてだけではなく、ゲームとしてもその魅力をアップさせていくことが期待されます。

まとめ

PolkaFanasyは、クリエイターが収益を得られる環境をつくりあげることを第一の目標としており、多言語・多種通貨でのビジネスが機能するようなシステムを採用しています。多くの言語・多くの通貨・多くのゲーマーという3つの集客要素が揃った、ACGクリエイターにとっての理想の場になる可能性を秘めたプラットフォームであると言えそうです。

今後もこちらでは、NFT関連の役立つ情報をお届けしていきます。NFTや暗号資産など、ブロックチェーン技術にご興味のある方は当社に是非ご連絡ください。

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