スクウェア・エニックスがNFT事業に参入。「資産性ミリオンアーサー」でホロシールを集めよう

スクウェア・エニックスがNFT事業に参入。「資産性ミリオンアーサー」でホロシールを集めよう

「ドラゴンクエストシリーズ」や「ファイナルファンタジーシリーズ」をはじめとするエンタメ事業を手掛ける株式会社スクウェア・エニックス(スクエニ)は、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)事業に参入しました。

この記事では、スクウェア・エニックスが展開するNFT事業の特徴や、取引に使用される暗号資産(仮想通貨)についてご紹介します。

デジタルシールコレクションの販売開始!

スクウェア・エニックスは、ブロックチェーン技術を活用したNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」の第一弾「-資産王、君臨-」を、10月14日から数量限定で発売しました。「資産性ミリオンアーサー」は、NFTの特徴である「保有情報の証明」に着目したデジタルシール。ミリオンアーサーファンだけでなく、NFTに初めて触れる人にも楽しんでほしいとしています。

(出典:株式会社スクウェア・エニックス)

「LINK」を使用したトレードも可能

「資産性ミリオンアーサー」で購入したNFTデジタルシールは、LINEのグループ企業であるLVC株式会社が提供するマーケットプレイスでの出品と、LINEの暗号通貨「LINK」を使用した取引に後日対応予定です。

また、第一弾発売を記念してLINE公式アカウントに友達登録をした人を対象に、記念NFTデジタルシール「資産性ミリアサ爆誕NFT」を最大100万枚配布するキャンペーンも実施するとのこと。配布されるNFTは、ミリオンアーサーシリーズでお馴染みのキャラクター「ウアサハ」をモチーフにした限定デザインで、3色のパターンが存在します。

「ミリオンアーサーシリーズ」のNFT版コンテンツ

「資産性ミリオンアーサー」は、「ミリオンアーサーシリーズ」のNFT版コンテンツともいわれています。そもそもミリオンアーサーシリーズとは、人気声優が演じるキャラクターや、多数の著名イラストレーターが描くキャラクターの競演でヒットを記録したスマートフォン向けゲーム「拡散性ミリオンアーサー」から始まった作品群。

その後、「乖離性ミリオンアーサー」「交響性ミリオンアーサー」「叛逆性ミリオンアーサー」「弱酸性ミリオンアーサー」「ミリオンアーサー アルカナブラッド」など、ゲームやテレビ向けにさまざまな形で展開されてきました。今回発売されたNFTデジタルシールには、「キャラクターシール」と「4コママンガシール」の2つのジャンルが存在します。

キャラクターシールで可能なカスタマイズ(出典:株式会社スクウェア・エニックス)

キャラクターシール初版は全10種、4コママンガシール初版は全20種が用意されており、1種につき1,000枚、合計3万枚の限定販売で、価格はすべて500円(税込)です。加えて、キャラクターシールと4コママンガシールの全30種がセットになった「ミリオンプレスセット」を、200セット限定で1万5,000円(税込)にて販売すると公表しました。

シールコレクションをデジタルで行うメリット

シールコレクションをデジタルで行うメリットは、どのような部分にあるのでしょうか?主なメリットとして、次の2つが挙げられます。

ビックリマンに代表される物理シールコレクションとの違い

「資産性ミリオンアーサー」のNFTデジタルシールには、「プレス」と呼ばれる行程が設けられています。4コママンガシールには、このプレスの行程はありませんが、キャラクターシールでは、あらかじめ用意された背景やフレームを選んでカスタマイズすることで完成します。

背景の位置やフレームの組み合わせは自由に設定できるため、購入者だけのオリジナルのNFTデジタルシールを作成できるというわけです。「おまかせ機能」を利用することで、背景とフレームをランダムに設定もできます。このように、自分だけのシールを作成できる点が、ビックリマンに代表される物理シールコレクションとの違いといえるでしょう。

コレクションから資産へ

「資産性ミリオンアーサー」では「シールホルダー」も設けています。プレスによってカスタマイズしたキャラクターシールと4コママンガシールは、「シール保管庫」に保存され、シール保管庫のNFTデジタルシールをシールホルダーに貼ることで、「OMJ(おまんじゅう)」と呼ばれるポイントを貯められます。

シールホルダー(出典:株式会社スクウェア・エニックス)

今後は、貯めたOMJポイントで楽しめるコンテンツも提供予定とのこと。これによりコレクションだけでなく、資産としてNFTデジタルシールを利用できる点もメリットといえるでしょう。

LINEの暗号通貨「LINK」

最後に、LINEの暗号通貨「LINK」の特徴をご紹介します。LINKは、LINEを提供しているLINE株式会社が開発した独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を用いて発行された暗号資産。2018年8月に発行が開始され、同年10月16日からは日本を除くグローバル向け暗号資産取引所「BITFRONT」の前身である「BITBOX」で取り扱いを開始していました。


2020年8月6日からは国内向け暗号資産取引サービス「BITMAX」でも取り扱いを開始。開始後6日目の8月11日に、「BITMAX」でのLINK購入額が1億円を突破し、8月6日〜12日の7日間でBITMAXに登録した新規ユーザー数は1万人を突破したとのことです。

まとめ

スクウェア・エニックスがNFT事業に参入したことで、「ミリオンアーサーシリーズ」のNFT版コンテンツともいえるデジタルシールコレクションを収集できるようになりました。これにより、自分だけのオリジナルシールを作成してその所有権を証明できるだけでなく、所有者だけに提供されるコンテンツも楽しめるようになり、資産としての役割も果たしていくでしょう。

また、「資産性ミリオンアーサー」では多くの人が使用するLINEが開発した独自ブロックチェーンを使っていることから、初めてNFT取引をする人にとっても挑戦しやすいかもしれません。

今後もこちらでは、NFT関連の役立つ情報をお届けしていきます。NFTや暗号資産など、ブロックチェーン技術にご興味のある方は当社に是非ご連絡ください。

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