【NFT月間ランキング】2022年07月のNFT月間売上ランキング1~15位紹介 WEB3.0の主要ドメイン?今月のNFT特集 「Ethereum Name Service」とは?

【NFT月間ランキング】2022年07月のNFT月間売上ランキング1~15位紹介 WEB3.0の主要ドメイン?今月のNFT特集 「Ethereum Name Service」とは?

(この記事は2022年08月01日に作成されました。)

2022年07月のNFTの売り上げをランキング形式でご紹介していきたいと思います。

2022年07月01日~07月31日の期間でNFT全体の売り上げ(ETH取引量)を

1~15位でランキング化して紹介

また今月の大きく売り上げを伸ばした注目のNFTについて解説していきます。

今月は「Ethereum Name Service(通称ENS)」についてを詳しくご紹介していきます。

1位 Bored Ape Yacht Club(退屈な類人猿)

➡ 前回ランク 1位 KEEP( – 34.55%)

https://boredapeyachtclub.com

「退屈な猿(Bored Ape)」が登場する10,000個のNFTアートコレクション。約3億3000万円にて売却したこともあります。

各画像は、最大170通りの特徴の組み合わせから生成されたカートゥーンの猿のポートレート写真です。


仮想通貨バブルで富を得た人々は退屈した猿のようになる。というコンセプトで作成されたアートです。多くの著名人や企業もアイコンにするなど世界中で注目されています。

Bored Ape Yacht Club (BAYC)はについて詳しくはこちら ↓

2位 CryptoPunks(クリプトパンクス)

➡ 前回ランク 2位 KEEP (  + 41.71%)

2017年にMatt Hall氏とJohn Watkinson氏が設立した「Larva Labs」により発表されて以来、最古のNFTとして現在では一つあたり、平均して20万ドル以上の高値を付けています。

NFTに興味のある人は一度は見かけたこともあるかもしれません。24✕24ピクセルのデジタルキャラクター画像が
10,000個存在しており、それぞれがユニークなものとなっています。

各パーツの組み合わせからより希少価値が高いパンク(絵文字)が取引されています。

3位 Sorare (ソラーレ)

公式HP https://sorare.com

➡ 前回ランク 6位 UP (  + 57.89%)

実際に存在するサッカー選手のカードを使用したサッカーゲームです。 現実のサッカーの試合の戦績がゲームのスコアに反映されます。 ゲーム内の好成績のプレイヤーは仮想通貨が与えられれます。

サッカーファンから注目されているNFTゲームです。日本でもコインチェックNFTでカードの販売がされています。

sorare(ソラーレ)について詳しくはこちらの記事をご参照ください ↓

4位 Otherdeed

https://otherside.xyz/

➡ 前回ランク 3位 DOWN ( -23.21%)

 Otherdeedは「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」のYuga Labsが手掛けるメタバースプロジェクトです。
メタバース「Otherside」は、複数の人気NFTの世界をつなぐオープンワールドゲームで、20万区画の土地で構成される仮想世界であり、その土地はNFTとして購入、所有、取引されます。

5位 Mutant Ape Yacht Club

➡ 前回ランク 4位 DOWN ( – 32.08%)

ミュータントタイプいわれる「Bored Ape Yacht Club」の派生作品です。 Bored Ape Chemistry Club によっての⾃分のApeをミュータント化してできるNFTです。

NFTを使うことで元のNFTを残してデザインの違うミュータントエイプを作成できます。
ミュータント化したApeを売買することもできます。

6位 Art Blocks

➡ 前回ランク 圏外 UP ( +74.14%)

NFTアート作品を生成して、販売するためのサービスです。こちらで制作された「Ringers#879」というタイトルのNFTは約6億円で購入されたことで話題になりました。

アーティストがデジタル上の作品を価値にでき、ユーザはそれを購入できます。

7位 Moonbirds

https://www.moonbirds.xyz/

➡ 前回ランク 10位 UP ( – 12.25%)

Moonbirdsは10000枚の画像からなるNFTコレクションです。
NFTマーケットプレイス「OpenSea」のデータをみると、Azuki(5万イーサリアム)とBored Ape Yacht Club(3万5000イーサリアム)を抑えて、売上高トップとなっている。

8位 Ethereum Name Service

➡ 前回ランクなし NEW

Ethereum Name Service(通称ENS)は、WEB3.0の技術を使ったDNSです。

暗号資産ウォレットアドレスやハッシュ、メタデータなど、Web 3.0上の複雑な識別子を読みやすい名前(ドメイン)に変換し、Ethereumブロックチェーンに登録できるようになります。
それによって、複雑なウォレットアドレスではなく、ENSドメインを共有することができます。

9位 Potatoz

https://www.memeland.com/potatoz

 前回ランクなし NEW

「memeland」というメタデータプロジェクトから生まれた、ポテトの形をした9999体のユニークなNFTプロジェクトです。
種の形をしたNFTがフリーでミントでき、芽を出しその後ユニークなポテトのNFTへと変化できます。
保有することで、memeland内で様々な特典を受け取ることができます。

10位 CloneX

➡ 前回ランク 7位 DOWN ( – 42.70%)

ナイキが買収したNFTのアート集団「RTFTK(アーティファクト)」が手掛けて、日本のアーティスト村上隆氏をコラボして作成されたNFTアートコレクション。

11/18に10000万個、後日追加され合計20000個のアバター型のNFTとなっています。当初の販売価格は0.05ETHでした。

ナイキの買収発表で大きな取引量を示しました。

CloneXの詳細についてはこちらをご覧ください。↓

11位 Moonbirds Oddities

https://www.oddities.xyz/

➡ 前回ランク NEW

人気のNFTである、moonbridsのサイドNFTプロジェクトです。
フクロウが狩るすべての小動物、害虫などを模したNFTです。コレクションは 10,000 個あり、7月 20 日に公開されました。

12位 Doodles

➡ 前回ランク 9位 DOWN ( -35.56%

ポップなタッチで描かれたNFTアートコレクションです。 顔、髪、帽子、体、背景などの100以上の特性がかけあわされて生成された10000個のコレクションは0.123ETHで販売されすべて完売しています。

SNSのプロフィール画像を意識し、Twitterアイコンの◯(丸)に合うよう作成されているなど計算されて洗練されたデザインが人気となっています。

13位 Ledger Market Pass – Genesis Edition

➡ 前回ランクなし NEW

Ledger」と呼ばれるプラットフォームにアクセスするための権利となりパスNFTです。

アーティストやブランドが NFT をリリースするための安全なプラットフォームです。Ledger の顧客は安全に接続し、トランザクションに明確な署名を付けることができます。

[ Ledger ] マーケット パス所有者になると、独占的なコラボレーション、および Ledger のハードウェア、ソフトウェア、サービスにアクセスできます。

14位 Meebits

➡ 前回ランク 圏外 UP (+172.16%)

メタバース上で利用できるNFTの3Dキャラクターです。
NFTゲームやほかのアニメーションソフトにインポートすることも可能です。

Meebitsのキャラクターはそれぞれ「Meebitsタイプ」と「属性」が異なります。タイプや属性によって発行数に大きな差があり、発行数が少ない(=希少価値が高い)キャラクターほど販売価格が高額です

15位 NBA Top Shot

➡ 前回ランク 15位 KEEP ( +5.53%)

2020年にβ版のサービスが開始されたNBA(National Basketball Association)プレイヤーたちの実際の名プレーの瞬間(ショット)をカードにしたNFTコレクショントレーディングカードゲームです。日本でも注目されており、コインチェックNFTなどで売買されています。

NBA公認のサービスであり、メールアドレスがあればだれでも気軽に始めることができます。

レアリティが高い者や、momentsと呼ばれる選手の映像を切り取ったものは高額な値段で取引されています。

個人ドメインをWEB3.0化!「Ethereum Name Service」とは?

英数字のみで構成された複雑な暗号資産(仮想通貨)のアドレスを、

簡単で分かりやすい文字へと変換できるサービスです。

Web 2.0では、IPアドレスを中心に長いトランザクションを使用しなければなりませんでした。

ウォレットアドレスやトランザクションハッシュなども長い英数字を暗号資産やWeb 3.0で使用することを余儀なくされています。

この問題を解決するため、ENS(Ethereum Name Service)が生まれました。

ENSの主な役割は、暗号資産ウォレットアドレスやハッシュ、メタデータなど、Web 3.0上の複雑な識別子を読みやすい名前(ドメイン)に変換し、Ethereumブロックチェーンに登録できるようにすることです。

主なメリットは利用のハードルを下げ、暗号資産の利用に関するリスクを減らせる点です。

Ethereum Name Serviceの今後の動きは

利用する人数が今後増加していくことで、ガバナンストークンであるENSも価格の上昇が期待されます。

Web 3.0は大きな成長を遂げている最中です。現在、ENSだけで30万近いドメインが登録されているようです。Ethereumの優位性を考えると、おそらくWeb 3.0での.ethドメインは、Web 2.0での.comのような存在となる可能性を秘めています。

今後、WEB3.0のアドレスやトランザクションの中心的存在になるかもしれませんね。

さわかぜ

ニュースカテゴリの最新記事

NFT GUIDEをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む