今こそNFTで稼ぐチャンス!世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で今一番売れているTop5は?あなたのデジタルアートを「OpenSea」で販売する方法

今こそNFTで稼ぐチャンス!世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」で今一番売れているTop5は?あなたのデジタルアートを「OpenSea」で販売する方法

人生100年・副業(複業)時代が到来した今こそ、NFTで稼ぐチャンスです! 今回は、世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」でデジタルアートを販売する方法を解説します。また、OpenSeaで今売れている最新人気アートTOP5もご紹介!

NFT界のAmazonと評される、OpenSeaとは?

日本でも2021年3月頃から「NFT(非代替トークン)」という言葉が広く検索されるようになりました。NFTは、デジタル作品の情報や取引データをブロックチェーン上に記録し所有権を証明するデジタル資産のこと。

OpenSeaは、NFTを取引するための、世界最大手のNFTマーケットプレイスです。日本人アーティストのセキグチアイミさんのNFTデジタルアートが1300万円で落札されたことがニュースになりましたが、この作品もOpenSeaで販売されました。

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OpenSeaは成長度と期待度の高さから、2021年3月18日(現地時間)、アンドリーセン・ホロウィッツ(A16Z)など大手ベンチャーキャピタルが、約25億円投資。

アンドリーセン・ホロウィッツのケイティ・ホーン氏は出資の決め手のひとつとして、OpenSeaがNFTの出品者と購入者間の取引を簡単にした点だと述べ、それは急成長を果たしたeBayやAmazonのようだとたとえました()。

使い勝手もよく、世界中からたくさんの優れた作品が集まるとあり、投資家やバイヤーが注目するNFTマーケットプレイス「OpenSea」。そんなNFT市場の王様ともいえる場所で、あなたのNFTアートを出品してみませんか? 具体的な方法について解説していきます。

NFTを販売するための準備

まずNFTアートを販売するための準備を行いましょう。

1. ガス代(手数料)用の暗号通貨を購入する

暗号通貨イーサリウムを購入します。国内企業のCoincheckだとすべての取引を日本語で済ませることができます。取引のための設定に必要なガス料金は、ネットワークの混雑状況により、$50~$250の間で変動します。

2. ウォレットに接続する

ウォレットとは、デジタル資産を保存したり取り出したりするためのアプリケーションまたはハードウェアデバイスのことです。たとえるなら、暗号資産を出し入れ保管するお財布。

NFTなどの暗号資産を保管するためには、ウォレットが必要になります。ここでは、Google Chromeを使用し、複数あるウォレットの中からMetaMask(メタマスク)をインストールします。

合わせて読みたい:MetaMask(メタマスク)とは?使い方やトークンの入金・送金方法を28枚の画像で解説

3. コレクションの作成

お金とお財布が用意できたら、OpenSeaにアクセスし、「Sign in(サインイン)」したら、MetaMaskをサイトに接続します。

次にコレクションを作成します。コレクションとは、お店やギャラリーのような、作品群のことです。ストア(店舗)やギャラリーと呼ばれることもあります。

あなたのアカウントページは、今は商品がないので空っぽの状態です。そして「My Collections(マイコレクション)」画面で「Create(作成)」ボタンをクリック。

「Create new collection(新しいコレクションを作成)」という画面が出てくるので、コレクションの名前と説明を入力し、ロゴに画像をアップロードします。

その後「Create(作成)」ボタンを押すと、コレクションのアカウントが開設されます。

この時点では、まだNFTは作成されていません。あなたの作品を展示するコレクション(お店やギャラリー)を設定しているだけです。

「Add New Items(新しいアイテムを追加)」をクリックすると、あなたのコレクションのバックオフィスが表示されます。

コレクションを作成すると、こんな画面になります。画像:OpenSea blogより

4. コレクションを微調整する

次に、コレクションを微調整しましょう。

上の画像では、個人用のバナーが表示されています。自分のバナーをアップロードするには、右上にある鉛筆(Edit)のアイコンを押してください。バナーのサイズは1400×400程度を目安に、文字は避けます。

e9artのバナーがOpenSeaでどのように表示されるかはこちらをご覧ください。「Payouts(支払い)」タブには、二次販売のための保留中の支払いが表示されます(あなたのNFT作品は、今のところ空です)。

「Visit(訪問)」を押すと、あなたの公開コレクションに移動します。

支払い(Payout)ページの様子 画像:OpenSea blogより

ソーシャルリンクなどを追加したり、画像や説明文、名前を更新したりするには、「Edit(編集)」を押します。このページでは、自分の作品を取引するときに、支払ってもらいたいトークンを選択するオプションも表示されます(不明な場合はそのままにします)。

NFTの販売手数料を5%に設定したい場合は、該当するボックスに「5」と入力し、その下に表示されるフィールドにウォレットのアドレスを入力してください。問題がなければ、「Submit Changes(変更を送信)」をクリックすると、バックオフィスに戻ります。

5. NFTを作成する

最初のNFTを作成するには、「Add New Item(新しいアイテムを追加)」をクリックします。

次のページでは、画像/ビデオ/オーディオファイルなどのメタデータをアップロードするオプションが表示され、NFTの名前を入力します。その下には、外部リンク(高解像度の画像ファイルや個人のウェブサイトなど)を追加したり、説明を入力したりすることができます。

現在のところ、一度に作成できるNFTは1つだけですので、同じ作品の5つのバージョンを作成する予定で、購入希望者に供給量を知らせたい場合は、以下のように統計情報にエディション番号を追加してください。

また、同じアイテム(トークンID)のコピーを複数作りたい場合は、ページ上部のURLの最後に ? enable_supply=true を追加し、Enterキーを押してリロードしてください。その後、サプライフィールド(供給領域)の編集が可能になるはずです。

そして、Properties(プロパティ)とLevels(レベル)は、購入者がコレクションを探索する際に、あなたの作品を簡単にフィルタリングできるようにするものです。プロパティの例としては、「制作年」-「2021年」などがあります。

これらの領域はすべて大文字と小文字を区別しますので、複数のNFTに同じ属性を追加しようとする場合は、大文字小文字のつづりに注意してください。

画像:OpenSea blogより

新規アイテムの作成画面を下にスクロールすると、プロパティ、レベル、ステータスを追加するオプションが表示されます。

アイテムの所有者だけが閲覧できるアンロックコンテンツ(開錠してアクセスできるコンテンツ)を追加することも可能です。アンロック可能なコンテンツの例としては、より高解像度のファイル、物理的なアイテムを交換するための連絡先、アクセスキーなどがあります。

ロック解除可能なコンテンツ 画像:OpenSea blogより

内容に問題がなければ、「Create(作成)」をクリックして、ウォレットのメッセージに署名します。NFTの作成には手数料がかからないので、ガス代(取引手数料)は発生しません。作成をクリックすると、最初のNFTが検索バーの下に表示されます。

6. NFTの編集とメタデータの凍結

アイテムを編集したい場合は、それぞれのNFTの右上にある鉛筆のアイコンをクリックします。トークンを調整できるのは、自分が所有している段階だけです。そこで、出品する前に編集を済ませておきましょう。

NFT右上の鉛筆(Edit)アイコンをクリックして編集する 画像:OpenSea blogより

編集で、メタデータを分散型ストレージサービスに凍結させることもできます。ページの一番下にある「Freeze(凍結)」をクリックしてください。

メタデータを凍結する。画像:OpenSea blogより

こちらで進めてよければ、ボックスにチェックを入れ、「Submit Transaction(取引を送信する)」をクリックします。ここでOpenSeaからの請求はありませんが、プロセスを完了するにはガス代を支払う必要があります。

メタデータを凍結する場合は、ガス代がかかる。画像:OpenSea blogより

NFTを出品する

準備を終えたら、いよいよNFTの出品です! 出品には、公開されているアイテムのアセットページにアクセスし、「Sell(売る)」をクリックします。固定価格での出品かオークションかを選択し、価格を設定します。問題なければ「Post Your Listing(出品する)」を押して、ウォレットの指示に従います。

ここで、OpenSeaでの販売経験がない場合は、出品する前にガス料金を支払う必要があります。これは基本的にあなたのウォレットに個人的な取引のスマートコントラクトを作成するための手数料です。現在Ethereumブロックチェーンの混雑によって高額になっていますが、一度だけ支払う必要があります。

これは1回限りの料金(いわば登録料のようなもの)なので、2回目以降は払う必要はありません。

出品のサマリー 画像:OpenSea blogより

NFT作成の参考に、OpenSeaの最新・人気アイテム5選!

NFTで稼ぐために、どんなものが売れているのかという傾向も参考に見てみましょう。OpenSeaのトップページの「Stats(統計)」から「Rankings(ランキング)」をクリックします。

ランキングは、数量、フロア価格、そのほかの統計で計算されています。

例えば、Last 7days(この一週間)、すべてのカテゴリー、All chainsで選択されたランキングは以下です。

2021年7/16執筆時現在

1位:CryptoPunks     

24×24ピクセル1組のデジタルポートレート「CryptoPunks(クリプトパンクス)」は、2017年6月23日に発売された、初期のNFTプロジェクトのひとつ。Larva Labs社が手がけ、もともとはETHウォレットを持っている人なら誰でも無料で手に入れられるクリプトアートでした。

しかし現在は、高値で取引されています。例えば、クリプトパンク#3100は758万ドルクリプトパンク#7804 は757万ドル、トランプ元大統領を模したCrossroadsは、660万ドルです。

なかでも2021年6月10日(現地時間)、別名「Covid Alien(新型コロナウィルス・エーリアン)」と呼ばれるクリプトパンク#7523が1170万ドル(約13億円)で落札されています。

2位:BAYC(Bored Ape Yacht Club)

Bored Ape Yacht Club(ボアド・エイプ・ヨット・クラブ)」は、1万体のユニークな猿のアバターを集めたものです。

これらのアバターは、イーサリアムのブロックチェーン上に存在し、それぞれ違った姿形をしています。漫画のような楽しいデザインで、姿形によってレア度が異なっています。

有名人やNFT界の大物たちがすぐに欲しいと手を伸ばし、自分のTwitterのアバターをコレクションの中のお気に入りの猿に変更しました。最初の販売数のうち33個を手に入れたDJ 3LAUや、デジタルアーティストのSlimesunday、そして888などのNFTコレクターは、早くからこのブームに乗り、ツイッター界を熱狂させました。「Cryptopunks」と同様に、類人猿がタイムラインを制覇するまでになりました()。

3位:Meebits

CryptoPunksで知られるLarva Labsの新プロジェクト「Meebits(ミービッツ)」は今年4月にリリース。メタバース(仮想通貨)やゲーム、VRなどのアバターとして発足した新プロジェクトです。2万点のユニークな3Dキャラクターからなり、そのうち9千点は先行販売開始後、8時間で完売するという人気ぶりを見せました。

すでに2DのCryptoPunksの定評があったため、Meebitsもリリース直後から高い注目を集めたのでしょう。所有者は、自分のMeetbitをレンダリング(デジタルコンテンツに一定の処理や演算を行って画像や映像、音声などを生成すること)したり、ダンスなどの動作をさせることもできます()。

4位:Art Blocks Curated

Art Blocks Curated(アート・ブロックス・クレイテッド)は、その名が示す通り、アートとアーティストのためのプラットフォームです。アーティストは、プラットフォームに接続されるコードを書くことができ、このコードがランダムな変数の組み合わせを生成します。特定のアートスタイルに興味を持ったコレクターは、自分だけのオリジナル作品を作ることもできます。

5位:Cool Cats NFT

この夏最大の打ち上げ花火になるかも!な「Cool Cats NFT」は、 女子高生が描いたネコの落書き風NFTアート。実はこれ、イーサリアム上でプログラムによってランダムに作成されたコレクションなんです。

第1世代は、300k以上の全オプションからランダムに組み立てられた1万体のネコで構成。様々な衣装、顔、色を持つCool Catは、すべての猫がクール! 独眼竜政宗風にカスタマイズすることだって可能です。

まとめ

人生100年時代といわれますが、50年以内には、私たちのほとんどの仕事がAIに置き換えられるという研究データもあります。副業(複業)時代が到来した今こそ、NFTで稼ぐことを念頭においてみようということで、今回は、世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」でデジタルアートを販売する方法を解説しました。またNFT作品を出品するための参考として、最新の人気NFTアートTOP5をご紹介しました。

今後もこちらでは、NFT関連の役立つ情報をお届けしていきます。NFTや暗号資産など、ブロックチェーン技術にご興味のある方は当社に是非ご連絡ください。

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