【NFT】ユニセフが初NFTコレクション「Patchwork Kingdoms」発行 NFTとチャリティ、慈善活動との関係性とは

【NFT】ユニセフが初NFTコレクション「Patchwork Kingdoms」発行 NFTとチャリティ、慈善活動との関係性とは

(この記事は2021年12月14日に作成されました)

NFTはこれまでインターネットを使えて、資金に余裕がある投資家達が積極的に購入し、富裕層の間で売買のやり取りがされるものでした。

パソコンを使ってインターネットにアクセスするためにはある程度、生活に余裕がなければならず、貧困層の子どもたちにはなかなか触れる機会がないものです。

そんな中、ユニセフ(国連児童基金)は12月11日に迎える創設75周年に初のNFTコレクションを発表しました。

今回はユニセフの新たなNFTコレクションやNFTをチャリティとして寄付して活用している例を元に、NFTが持つ社会貢献の可能性についてご紹介していきます。

ユニセフのNFTコレクション「Patchwork Kingdoms」発行

ユニセフはオンライン上の機会損失について懸念しております、今回のNFTの収益はデジタル格差に苦しむ子ども達のために使われるようです。

オンライン機器や設備の普及の遅れで学習の機会を奪われている子どもたちを支援するため

国連機関のNFTの活用として最大規模となるNFTアート1000点をオークション形式で販売するようです。

販売された収益は世界でデジタルに触れることができない学校などに利用されます。

「Patchwork Kingdoms」のデザイン

デザインはデータ視覚化デザイナー・アーティストのネディア・ブレイマー(Nadieh Bremer)氏とのコラボで生まれました。

一つ一つが、インターネットに繋がっている学校がある“上”の世界と、まだ繋がっていない学校がある“下”の世界を表現している作品をまとめた「パッチワーク王国(Patchwork Kingdoms)」と題する作品を制作しました

このパッチワーク作品は、21カ国28万校のデータを視覚・アート化したものです。パッチワークを構成する各NFTアートも、28万校を小グループにまとめ、それぞれのデータを視覚・アート化しています。

ネディア・ブレイマー氏は、「私の最初のインスピレーションの源は、私が子どもの頃に経験した不思議な感覚でした。GIGAのライブマップが、このアートワークを導いてくれました。そのデータを使用して、プロジェクト(GIGA)の重要性を微妙に伝えられるよう、1,000の小さなファンタジーアート作品を制作しました。インターネットに接続されていない学校はまだたくさんあり、多くの子どもたちが取り残されています」

https://www.unicef.or.jp/

このように、アート作品自体がデジタル格差へのメッセージ性を含むものとなっています。

収益は世界中のインターネットに触れることのできない子供たちのために使われるということです。この取り組みは世界の学校すべてをインターネットでつなぎたいという目標を掲げている「GIGAプロジェクト」に活用されるようです。

(参考)GIGAプロジェクトとは

「GIGA」とは「Global and Innovation Gateway forAll(全ての児童・生徒のための世界につながる革新的な扉)」を意味します。

日本でも文部科学省が推進しているGIGAプロジェクトは、学生一人一人にデジタルデバイスを与えて学習に活かしていこうという取り組みです。

世界的にもこの取り組みは進んでいます。このGIGAプロジェクトのライブマップによって、世界でのデジタル格差にユニセフは注視しました。

NFTアートのチャリティとして寄付の可能性

出典:香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト

タレントの香取慎吾さんは9月に日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)へのチャリティ企画

「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」

を始めると発表。3900円をパラサポへ寄付すると香取慎吾さんのNFTアートを受け取れるようになっています。

子ども達と作るNFT作品がチャリティに

また、11月には日本財団がNFTを活用した新しい寄付の形を見せています。

ワークショップ形式で子ども達とアート作品を制作。

子どもたちの作品はMetaaniというキャラクターの柄になりNFTアートとして販売されます。

収益は全額、子どもの第三の居場所のために寄付されるという仕組みです。

出典:日本財団HP

作品はOpenSeaのマーケットプレイスで11月24日より固定価格で販売されました。

2021年10月末時点でなんと6億も超える寄付額となっています。

NFTとチャリティー、慈善活動への関連性

このように様々な形で、NFTはチャリティーや慈善活動のきっかけとなる可能性を秘めています。

NFT所有者はいずれも、仮想通貨バブルでいわゆる「億り人」といわれるような富裕層が占めていると考えられています。

そういった、富裕層はいずれもある程度自身の私腹を肥やしたのちに行きつく先は

「誰かの役に立ちたい」

という人としての根本的な気持ちに立ち戻るのではないかと思われます。

そういった意味で言うと、こうした恵まれない人たちを支援することを目的としたNFTプロジェクトは非常に意義のあることだといえます。

NFTが投機的なものにならず、こうした社会貢献になるような形で普及することを願うばかりです。

さわかぜ

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